• オリオン座とカリフォルニア星雲の間から伸びる黄道光
    オリオン座(Orion)とカリフォルニア星雲(California Nebula)の間から黄道光(Zodiacal light)が伸びている。

解説

そうは思えないかもしれませんが、この夜景が撮影されたのは日の出より何時間も前です。チリのアタカマ砂漠の遠く離れた場所から東の地平線を見た景色です。

星がきらめく夜空の高いところまで伸びる、めずらしい明るい円すい形の光が見えますね。これは太陽の光なのですが、太陽系の黄道面に沿って分布するチリに反射して散乱するために、このように見えるのです。

これは「黄道光」と呼ばれる現象で、「ニセの夜明け」というニックネームも付いています。

写真のまん中近くに、明るく輝くアルデバランとプレアデス星団が見えます。まるで黄道光にひたっているようです。画面の右端にはオリオン座も見えています。

カリフォルニア星雲(NGC1499)が放射する赤い光も、地平線に沿って大気をうっすら染めています。

この写真は、ラスカンパナス天文台の巨大マゼラン望遠鏡で撮影したものです。写真両端のまん中にある矢印をクリックして、スライドを動かしてみてください。写真の説明が出てきます。

原文:Zodiacal Light before Dawn
画像クレジット・著作権Yuri Beletsky (Las Campanas Observatory, Carnegie Institution)

One thought on “夜明け前の黄道光”

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