明るく輝く高温のガスが、宇宙規模の巨大な貯め池の中で大きな波を起こし、渦を巻いたりバシャバシャ跳ねたりしている様子が、チャンドラX線望遠鏡によってとらえられました。この画像は、その観測データの色彩を強調したものです。

画像の幅は100万光年以上もあり、地球から2億4000万光年離れたペルセウス座銀河団の中心部にあたります。

ほかの銀河団と同じように、ペルセウス座銀河団で観測できる物質のほとんどは、銀河団に充満するガスの形をとっています。ガスの温度は数千万度に達し、X線を放ちながら明るく輝いています。

コンピューターシミュレーションを使うと、ペルセウス座銀河団全域にわたって波立つガスの構造を詳しく再現することができます。高温のガスはX線を放ち、中央下と左側にくぼんだ湾のような驚くべき構造を見せています。

この湾は差し渡し約20万光年──銀河系の2倍です──にわたります。ペルセウス座銀河団そのものが、数十億年前により規模の小さな銀河と接触したために、湾ができあがったと考えられています。

原文:The Perseus Cluster Waves
画像クレジット:NASA, CXC, GSFC,Stephen Walker, et al.

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