星団ウェスターランド1には、現在知られている中でもっとも大きく、もっとも重い恒星が存在します。その筆頭に挙げられるのが赤色超巨星ウェスターランド1-26で、あまりに巨大なために、もし太陽系の中心に置いたとしたら木星の軌道までを覆ってしまうほどです。

加えて、この若い星団には、さらに3つの赤色超巨星、6つの黄色極超巨星、24個のウォルフ・ライエ星(特殊なスペクトルを持つ青色巨星)、そして研究中のさらに珍しい星がいくつかあります。

ウェスターランド1は、星団としては1万5000光年と比較的近くにあるため、天文学者にとって大質量星を調査する格好の研究所となっています。

このウェスターランド1の画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が南のさいだん座の方角で撮影しました。ウェスターランド1は今のところ「超星団」(極めて巨大な散開星団)に分類されていますが、数十億年後には質量の小さい球状星団へ進化すると考えられます。

原文:The Massive Stars in Westerlund 1
画像クレジット:ESA/Hubble & NASA

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