この画像にたくさんの言葉を費やす価値はあるでしょうか?

ホログラフィック原理によれば、この画像から得られる情報は、普通サイズのコンピュータ・モニターで見た場合最大で約3×10の65乗ビットもあります。

まだ証明はされていませんが、ホログラフィック原理は、最大の情報量は表面に隣接する面によって保持されていると説明しています。

ですから、直感には反しますが、部屋の中の情報量は、部屋の体積ではなく、部屋の境界となる壁の面積によって決まるのです。

この原理は、プランク長(量子力学が古典力学で説明される重力より優位に立つ長さの単位)が、わずか1ビットの情報だけを保持する面積の一辺の長さであるという考え方に由来しています。

こうした極限的な理論は、1993年に物理学者ヘーラルト・トホーフトによって初めて仮説が出されました。

この仮説は、ブラックホールに保持された情報は、ブラックホール内部の囲まれた体積ではなく、事象の地平面の表面積によって決定される、という一見常識からかけ離れたような推論を一般化した結果生まれたものです。

また、「ホログラフィック」という言葉は、平らな面に光を投影して三次元の像を作り出すホログラムにたとえたものです。

でも気を付けてください。他の人がこの画像を見ても、3×10の65乗ビットを見ているとは言わないでしょう。ティーポットが見えるだけじゃないか、と言うかもしれませんからね。

原文:The Holographic Principle
画像クレジット:Caltech

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