おたまじゃくし星雲で激しく揺れ動くものは一体何でしょうか?その答えは、星の形成です。

おたまじゃくし星雲(IC410)は、北に見える御者座の方角に、約1万2000光年離れたところにあり、チリを大量に放出しています。明るく輝くガスの雲は幅100光年以上にわたり、恒星風と星雲内部の散開星団NGC1893からの放射によってこのような形が彫り出されています。

400万年前に星間雲のなかで形成されたばかりの若い星の集団が、この星雲のいたるところで明るく輝いています。星雲のなかで、活発に星が生み出されているのです。

注目すべきは、画像の中心付近にあるふたつの比較的密度の高い物質の流れで、この星雲の中心部から外へたなびいています。IC410星雲で星を形成している最中とみられるこの場所は、おたまじゃくしの形をしていて、長さは10光年あります。

この画像は、NASAの広域赤外線探査衛星(略称WISE)が赤外線によって撮影したものです。

原文:Star Formation in the Tadpole Nebula
画像クレジット:WISE, IRSA, NASA、画像処理・著作権:Francesco Antonucci

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