土星はいま、地球から見るとほぼ「衝」(しょう:地球から太陽系の天体をみたときに、その天体が太陽と正反対の位置にあること)の位置にあります。この日は日没時に昇り、一晩中明るく輝いていました。土星はまた、銀河系に沿って分布する星の多い領域や星雲や光を吸収する星間塵を見る視線の近くにあります。

この画像は今月初めに撮影された2枚の写真を貼り合わせたもので、銀河系の中心部の様子を見事にとらえています。白っぽい色をした土星が、画面の中心からやや左上に見えています。濃いチリによって真っ黒に見えるボウル型の「パイプ星雲」の上に、明るく輝く土星を見つけることができますね。その向かって右側には、さそり座のアルファ星アンタレスに向かう黒い川も見られます。

今は、土星を周回する土星探査機カッシーニが、これまで見たこともない素晴らしい土星の写真を届けてくれています。カッシーニは現在、土星本星と土星の輪の間に飛び込む最終ミッションの8回目を行っているところです。

原文:Saturn in the Milky Way
画像クレジット・著作権Mohammad Nouroozi

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