M81銀河群をとらえたモザイク画像です。右下には銀河群最大の渦巻銀河M81と、M81と相互作用を起こしている銀河M82が見られます。これらの銀河は、この画像では銀河系内のインテグレーテッド・フラックス星雲を通して観測されたものです。

「マルカリアンの銀河鎖」──おとめ座銀河団の中心に広がる銀河の鎖
このカラフルなモザイク写真は、上から下に向かって、おとめ座銀河団の中心に広がる「マルカリアンの銀河鎖」からチリの多い渦巻銀河メシエ64(「黒目銀河」ともいいます)までの広い領域をとらえています。

M89──殻のような複雑な構造のハローに囲まれた楕円銀河
おとめ座銀河団に属する楕円銀河M89は、不思議な殻のようなハローに囲まれています。このハローがなぜこのような複雑な形をしているのかは明らかではありませんが、一説には銀河同士の衝突によってできた潮汐力の尾が原因となっているといいます。

渦巻銀河NGC6744──衛星銀河を伴う巨大な銀河
渦巻銀河NGC6744は幅17万5000光年におよぶ巨大な銀河です。このきわめて美しい写真では、銀河系が大マゼラン星雲を引き連れているように、NGC6744が衛星銀河を伴う様子が分かります。

新発見の超新星爆発を抱く渦巻銀河NGC6946と散開星団NGC6939
この天体写真には渦巻銀河NGC6946と散開星団NGC6939が写っています。またNGC6946の腕には最近発見された超新星爆発SN2017eawが見えています。

渦巻銀河NGC4565──メシエが見逃した薄い「針銀河」
渦巻銀河NGC4565は、薄いために「針銀河」とも呼ばれています。小さな望遠鏡でも観測できるため、天文愛好家に人気の天体でもあります。

渦巻銀河M101──風車銀河とも呼ばれる大型銀河
M101は、風車銀河とも呼ばれる大型の渦巻銀河です。19世紀に天文学者ロス卿が観測したことでも知られています。

孤独な矮小銀河ウォルフ─ルンドマルク─メロッテ
ウォルフ─ルンドマルク─メロッテ(WLM)は孤立した矮小銀河で、その発見と同定に功績のあった3人の天文学者にちなんで名付けられました。 矮小銀河WLMは、ほぼ真南のくじら座の方角に、銀河系から約300万光年離れています。…

銀河群ヒクソン90──やがて衝突合体する三つの銀河
ヒクソン・コンパクト銀河群のひとつヒクソン90は、三つの銀河からなっています。この三つの銀河は、やがて衝突合体すると考えられています。

激しく相互作用する渦巻銀河UGC1810──ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた銀河の衝突
渦巻銀河UGC1810は、小さな銀河と激しく衝突しています。

銀河団アベル370と深宇宙──重力レンズ効果で初期宇宙を見る
銀河団アベル370の周りにアーチ型の光が散在しています。これは重力レンズ効果で歪められた遠方の銀河の姿です。

波立つペルセウス座銀河団──チャンドラ望遠鏡がとらえたX線を放つ超高温の星間ガス
2億4000万光年離れたペルセウス座銀河団のガスが、X線を放ちながら波打っています。

ハンバーガー銀河NGC3628──「しし座の三つ子銀河」を作る渦巻銀河
渦巻銀河NGC3628は別名ハンバーガー銀河とも呼ばれています。近くの銀河と「しし座の三つ子銀河」を形成しています。

衝突する銀河──潮汐力が生む美しき触覚銀河を求めて
ふたつの銀河が衝突して、触覚銀河と呼ばれる新しい天体が生まれました。何億年も続く宇宙の一大スペクタクルです。

渦巻銀河のペアNGC4302とNGC 4298
対称的なふたつの渦巻銀河NGC4302とNGC4298。ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ27周年を記念する一枚です。