解説

ここはかつて浜辺でした──ただし太古の火星の。この360度パノラマ写真は、火星を探査中のロボット探査機キュリオシティが撮影したものです。

この場所は、地球の同じ名前の浜辺にちなんでオガンクィットビーチと名付けられました。オガンクィットビーチでは、はるか昔にこの付近一帯が水の底だった証拠が見つかっていて、またある時期には古い湖の縁だったことが分かっています。

背景の中央に見える明るい色の山頂は、シャープ山の頂です。シャープ山はキュリオシティが調査活動を展開するゲールクレーターの中心にある特徴的な地形です。キュリオシティは、このシャープ山をゆっくりと登りながらこの写真を撮ったのです。

手前の暗い色合いの砂は、分析するために採取されました。明るい色の岩盤は堆積物からできていて、現在は干上がっている湖の底にあったと考えられています。

このパノラマ写真(画面をタッチして操作できるバージョンもあります)は、3月下旬に撮影された100枚を超える写真をつなぎ合わせたもので、キュリオシティ自身は左下に写り込んでいます。現在キュリオシティは、ヴェラルービンリッジの探査に向かう途中で、暗い色の砂でできた深く巨大な波紋を、注意深く渡っているところです。

原文:Ancient Ogunquit Beach on Mars
画像クレジット:NASA, JPL-Caltech,MSSS

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