ラブジョイ彗星に何が起きたのでしょうか?

今月はじめ、ラブジョイ彗星は予想外に明るく輝き、長く複雑な構造をした尾をたなびかせて飛んでいました。この画像は、そのときの様子を撮影した写真を処理して合成したものです。

このラブジョイ彗星のイオンの尾は、針の頭のような形をしています。これは太陽風と太陽磁場が原因です。太陽風と太陽磁場は、ふつうは地球にさまざまな影響を及ぼしていますが、このように彗星の尾にまで力を及ぼしているのは驚きです。

彗星「C/2017 E4」(ラブジョイ彗星)は、有名な彗星発見者テリー・ラブジョイ氏によって先月発見されたばかりです。

ラブジョイ彗星は今月はじめに実視等級(肉眼で観測したときの明るさ)で7に達しました。双眼鏡で観測し、カメラの露光時間を長く取って撮影するにはもってこいの天体となったのです。

この画像が撮影されてからラブジョイ彗星に起きた出来事は、さらに注目に値します。2日前、ラブジョイ彗星が太陽に最接近するかというときに、彗星核がばらばらに崩壊して次第に消えていくように見えたからです。

原文:A Split Ion Tail for Comet Lovejoy E4
画像クレジット・著作権: Fritz Helmut Hemmerich

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